詳細研究の要点
日常的に疲労を感じる成人70人の8週間の試験で、全体的な疲労・仕事に伴う疲労・怒り―敵意について、時間と群の交互作用が報告されました。5-ALAと鉄の併用試験で、対照群にも鉄を含みます。研究条件下での主観的評価の結果です。 PMID 32994490
Knowledgeの記録
- 分類
- 代謝・細胞機能
- 資料確認日
名称・関連する検索表記5-ALA / 5-Aminolevulinic acid / 5-アミノレブリン酸
掲載研究の形式:選定ヒト介入研究。
OUTCOME-SPECIFIC EVIDENCE
Scientific Evidence Profile
評価保留
健康機能ごとの評価は未完了です。効果がないという判定ではありません。確認済みの研究内容は、下の研究記録で読めます。
この評価は、記載した評価項目と対象者についてのものです。成分全体の点数、有効確率、安全性・製品効果の保証、製品への採用を示すものではありません。
評価方法を読む成分プロフィール
- どのような物質?
- 5-ALAは5-アミノレブリン酸で、ポルフィリン合成の前駆体です。物質としての性質と、投与経路・製剤・使用目的は分けて考えます。 [1]
プロフィールの出典
物質固有の性質と製剤の性質を区別します。これらの出典は完成品サプリメントの有効性を示すものではありません。
- PubChem — 5-Aminolevulinic Acid (CID 137) 化学的同一性の参照資料。 米国国立医学図書館NCBIが運営。 データベース情報。臨床試験ではありません。
プロフィールの出典確認:
根拠を文脈の中で読む
- Evidence:明示された対象者・実験モデルで測定された結果。
- Inference:結果をつなぐ解釈。適用範囲は研究条件に依存します。
- Hypothesis:検証を要する説明や効果の仮説。
この問いが大切な理由 #
ヘムへの着目と、5-ALAと鉄を併用したヒト試験はどうつながるか? 詳細記録で研究条件を確かめ、文献マップで異なる対象や評価項目へ比較を広げられます。
代表研究の条件 #
日常的に身体の疲労を感じる20〜64歳、70人
無作為化・二重盲検・プラセボ対照並行群試験 · 8週間 PMID 32994490
代表研究の結果 #
全体的な疲労・仕事に伴う疲労・怒り―敵意が低下し、時間と群の交互作用は有意(p=0.040、0.020、0.045)。他の気分項目の改善は群内比較。 PMID 32994490
根拠をどう読むか #
主観的評価を用いた短期試験です。対照群にも鉄が含まれていました。 PMID 32994490
研究から学べること #
疲労試験では両群に同量の鉄を含み、5-ALAの追加が主な介入の違いでした。他の試験は5-ALAと鉄の組み合わせが異なるため、用量と結果を分けて読みます。
まだわからないこと #
次に確かめたいのは、異なる対象・製剤でも結果が再現するか、長期的な利益と害がどう釣り合うかです。文献マップを、これらの問いを調べる入り口にしてください。
文献マップ / 10論文
論文を、条件と結果で見渡す。
血糖、疲労、運動、忍容性のヒト研究を比較する文献マップ。鉄との併用、塩の表記、疾患のある対象者など、介入条件の違いが中心の論点です。
選定日:2026-09-21。Europe PMC / PubMedの書誌を照合。主要文献を候補に、対象・論点の幅を考慮して編集選定。最新研究を網羅する系統的検索ではありません。
11件の記録
書誌情報のみの文献は「—」で示しています。結果の比較には詳細記録を、機序との対応には設計記録を参照してください。
条件に合う文献がありません。検索条件を変更してください。
文献マップは論点と書誌情報の索引です。結果・用量・研究資金・利益相反の個別評価は、詳細研究記録に記載した範囲です。同じ試験の関連報告を含む場合があり、論文数は独立した試験数ではありません。
研究を確かめる 研究記録
記載の用量は研究上の条件であり、摂取目安ではありません。
Reduction of fatigue and anger-hostility by the oral administration of 5-aminolevulinic acid phosphate: a randomized, double-blind, placebo-controlled, parallel study.
PubMed 32994490DOI: 10.1038/s41598-020-72763-4
- 著者
- Higashikawa F, Kanno K, Ogata A, Sugiyama M.
- 雑誌名
- Scientific reports
- 発表年
- 2020
- 研究デザイン
- 無作為化・二重盲検・プラセボ対照並行群試験
- 対象者
- 日常的に身体の疲労を感じる20〜64歳、70人
- 用量・介入条件
- 1日3錠で5-ALAリン酸塩30 mgとクエン酸第一鉄ナトリウム34.5 mg(鉄3.6 mg)を摂取。対照群にも同量の鉄を配合。リン酸塩の質量であり、遊離5-ALAとして30 mgという意味ではありません。
- 期間
- 8週間
- 主要評価項目・評価の位置づけ
- 主要評価:8週間後の全般的疲労VASの変化。副次評価:他の疲労VAS項目およびPOMS2-Aの一部の気分尺度。
- 結果
- 全体的な疲労・仕事に伴う疲労・怒り―敵意が低下し、時間と群の交互作用は有意(p=0.040、0.020、0.045)。他の気分項目の改善は群内比較。
- 研究の限界
- 健康な成人を対象とする8週間の主観的評価。両群に鉄を配合しており、その条件に5-ALAリン酸塩を加えた差を評価しています。慢性疾患の薬を使用する人、妊娠中・授乳中の人は除外されました。
- 研究資金
- ALApromo Co., Ltd.。著者は資金提供者がデータ収集・解析・解釈・原稿作成に関与しなかったと記載。
- 利益相反
- 著者は競合する利益なしと開示。
- 資料の確認範囲
- 2026-10-24に原著の方法、該当する結果、限界、資金・利益相反を確認。この記録で扱う主張の照合であり、論文中の全解析の再解析ではありません。
5-aminolevulinic acid, a precursor of heme, reduces both fasting and postprandial glucose levels in mildly hyperglycemic subjects.
PubMed 23759263DOI: 10.1016/j.nut.2013.02.008
- 著者
- Higashikawa F, Noda M, Awaya T, Tanaka T, Sugiyama M.
- 雑誌名
- Nutrition (Burbank, Los Angeles County, Calif.)
- 発表年
- 2013
- 研究デザイン
- 無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験
- 対象者
- 軽度高血糖の35〜70歳、212人
- 用量・介入条件
- ALA-Pと鉄:5 mg+0.6 mg、5 mg+1.8 mg、15 mg+1.8 mg、またはプラセボ
- 期間
- 12週間
- 主要評価項目・評価の位置づけ
- 空腹時血糖、糖負荷2時間値、グリコアルブミン、HbA1c等
- 結果
- ALA-P 15 mg+鉄1.8 mg群は、プラセボ群より空腹時血糖を2.32 mg/dL、2時間血糖を14.2 mg/dL低下させ、グリコアルブミンも低下。HbA1c・HOMA-IRには明確な変化なし。
- 研究の限界
- ALA-Pと鉄の併用試験です。5-ALA単独とは介入が異なります。
- 研究資金
- 書誌データの研究費欄:SBI Pharmaceuticals Co., Ltd., Tokyo, Japan。全資金源の確認ではありません。
- 利益相反
- 詳細未確認。開示なしという意味ではありません。
- 資料の確認範囲
- 書誌・抄録を確認。本文の全項目の評価は未実施。
このページを引用する
LÍFSVARÐA。5-ALA:ヘムへの着目と、5-ALAと鉄を併用したヒト試験はどうつながるか?/更新日 2026-10-24
https://lifsvarda.com/ja/knowledge/5-ala/編集:LÍFSVARÐA(製品ブランド)。編集方針
参照資料・更新情報
- Higashikawa F, Noda M, Awaya T, Tanaka T, Sugiyama M. (2013). 5-aminolevulinic acid, a precursor of heme, reduces both fasting and postprandial glucose levels in mildly hyperglycemic subjects.書誌・抄録を確認。本文の全項目の評価は未実施。
- Higashikawa F, Kanno K, Ogata A, Sugiyama M. (2020). Reduction of fatigue and anger-hostility by the oral administration of 5-aminolevulinic acid phosphate: a randomized, double-blind, placebo-controlled, parallel study.2026-10-24に原著の方法、該当する結果、限界、資金・利益相反を確認。この記録で扱う主張の照合であり、論文中の全解析の再解析ではありません。
2026-10-11:ヒト研究の掲載範囲・結果・比較を見直しました。資料確認の範囲は各研究記録に記載しています。
