詳細研究の要点
対象:女性1,075人の試験から、開始時の肝酵素が正常な1,021人を解析 結果:抽出物群の5.1%に中等度以上の肝機能検査異常。対照に対するオッズ比7.0(95% CI 2.4–20.3)。
Knowledgeの記録
- 分類
- 代謝・細胞機能
- 資料確認日
名称・関連する検索表記EGCG・茶カテキン / EGCG / Epigallocatechin gallate / Tea catechins / 緑茶抽出物
掲載研究の形式:ヒト介入研究。
OUTCOME-SPECIFIC EVIDENCE
Scientific Evidence Profile
評価保留
健康機能ごとの評価は未完了です。効果がないという判定ではありません。確認済みの研究内容は、下の研究記録で読めます。
この評価は、記載した評価項目と対象者についてのものです。成分全体の点数、有効確率、安全性・製品効果の保証、製品への採用を示すものではありません。
評価方法を読む成分プロフィール
- どのような物質?
- EGCGはエピガロカテキンと没食子酸からできるポリフェノールです。特定のカテキンを指し、お茶に含まれるすべての成分の総称ではありません。 [1]
プロフィールの出典
物質固有の性質と製剤の性質を区別します。これらの出典は完成品サプリメントの有効性を示すものではありません。
- PubChem — Epigallocatechin Gallate (CID 65064) 化学的同一性の参照資料。 米国国立医学図書館NCBIが運営。 データベース情報。臨床試験ではありません。
プロフィールの出典確認:
根拠を文脈の中で読む
- Evidence:明示された対象者・実験モデルで測定された結果。
- Inference:結果をつなぐ解釈。適用範囲は研究条件に依存します。
- Hypothesis:検証を要する説明や効果の仮説。
この問いが大切な理由 #
高用量の緑茶抽出物には、どのような安全性データがあるか? 詳細記録で研究条件を確かめ、文献マップで異なる対象や評価項目へ比較を広げられます。
代表研究の条件 #
女性1,075人の試験から、開始時の肝酵素が正常な1,021人を解析 二重盲検プラセボ対照RCTの肝機能解析。評価項目:ALT・ASTなど肝機能指標。親試験の目的は乳がんリスク関連指標。[1]
代表研究の結果 #
抽出物群の5.1%に中等度以上の肝機能検査異常。対照に対するオッズ比7.0(95% CI 2.4–20.3)。[1]
根拠をどう読むか #
特定の高用量抽出物の結果。通常の飲用茶と同じ曝露条件ではなく、すべてのカテキン使用で同じリスクとも言えない。[1]
対象・製剤・期間・評価項目をそろえて比較すると、結果が一致する点と異なる点が見えてきます。
研究から学べること #
「抗酸化」「天然」という言葉だけで安全性を判断しない。研究の利益と有害事象を同じ重さで読む。
まだわからないこと #
次に確かめたいのは、異なる対象・製剤でも結果が再現するか、長期的な利益と害がどう釣り合うかです。文献マップを、これらの問いを調べる入り口にしてください。
文献マップ / 10論文
論文を、条件と結果で見渡す。
対象・評価項目・製剤の異なる研究をたどるための文献マップ。詳細記録と合わせて読むことで、単一の試験を成分全体の結論にしないための索引です。
選定日:2026-09-21。Europe PMC / PubMedの書誌を照合。主要文献を候補に、対象・論点の幅を考慮して編集選定。最新研究を網羅する系統的検索ではありません。
10件の記録
書誌情報のみの文献は「—」で示しています。結果の比較には詳細記録を、機序との対応には設計記録を参照してください。
条件に合う文献がありません。検索条件を変更してください。
文献マップは論点と書誌情報の索引です。結果・用量・研究資金・利益相反の個別評価は、詳細研究記録に記載した範囲です。同じ試験の関連報告を含む場合があり、論文数は独立した試験数ではありません。
研究を確かめる 研究記録
記載の用量は研究上の条件であり、摂取目安ではありません。
Effect of Green Tea Supplements on Liver Enzyme Elevation: Results from a Randomized Intervention Study in the United States.
PubMed 28765194DOI: 10.1158/1940-6207.capr-17-0160
- 著者
- Yu Z, Samavat H, Dostal AM, Wang R, Torkelson CJ, Yang CS, Butler LM, Kensler TW, Wu AH, Kurzer MS, Yuan JM.
- 雑誌名
- Cancer prevention research (Philadelphia, Pa.)
- 発表年
- 2017
- 研究デザイン
- 二重盲検プラセボ対照RCTの肝機能解析
- 対象者
- 女性1,075人の試験から、開始時の肝酵素が正常な1,021人を解析
- 用量・介入条件
- 緑茶抽出物を1日4カプセル、12か月。平均1日量は総カテキン1315 mg、うちEGCG 843 mg。朝食時に2カプセル、夕食時に2カプセル。組成は原著本文の方法で確認。
- 期間
- 12か月
- 主要評価項目・評価の位置づけ
- ALT・ASTなど肝機能指標。親試験の目的は乳がんリスク関連指標。
- 結果
- 抽出物群の5.1%に中等度以上の肝機能検査異常。対照に対するオッズ比7.0(95% CI 2.4–20.3)。
- 研究の限界
- 特定の高用量抽出物の結果。通常の飲用茶と同じ曝露条件ではなく、すべてのカテキン使用で同じリスクとも言えない。
- 研究資金
- 米国National Cancer InstituteおよびDepartment of Defense/US Army Medical Researchが支援。Corban Laboratories/Eniva Nutraceuticsが試験サプリメントを提供。
- 利益相反
- 今回の確認範囲では未確認。「資金提供なし」「利益相反なし」を意味しない。
- 資料の確認範囲
- 原著抄録で対象・用量・期間・結果を照合し、取得できた資料の開示情報を別途確認。未確認の開示詳細は上記に区別して記載しています。
このページを引用する
LÍFSVARÐA. EGCG・茶カテキン:高用量の緑茶抽出物には、どのような安全性データがあるか? 版 1.1 / 更新 2026-10-24
https://lifsvarda.com/ja/knowledge/egcg/編集:LÍFSVARÐA(製品ブランド)。編集方針
安全性と相互作用
ここで紹介した肝安全性の結果は、EGCGの平均1日量843 mgを含む濃縮緑茶抽出物を12か月摂取した試験に関するものです。試験では肝機能検査を行い、あらかじめ定めた異常が生じた場合に摂取を中止しました。この量は研究条件であり、推奨摂取量でも、これ未満ならすべての抽出物が安全であるという境界値でもありません。通常のお茶と濃縮抽出物は分けて評価する必要があります。
安全性項目の確認日:2026-10-24。
参照資料・更新情報
- Yu Z, Samavat H, Dostal AM, Wang R, Torkelson CJ, Yang CS, Butler LM, Kensler TW, Wu AH, Kurzer MS, Yuan JM. (2017). Effect of Green Tea Supplements on Liver Enzyme Elevation: Results from a Randomized Intervention Study in the United States.原著抄録で対象・用量・期間・結果を照合し、取得できた資料の開示情報を別途確認。未確認の開示詳細は上記に区別して記載しています。
初版:2026-09-21 / 版 1.1。2026-09-23:論文比較表と設計資料への関連リンクを追加。 原著の全文を確認していない項目は、参照資料に確認範囲を明記しています。文献の要約とLÍFSVARÐAの解釈を区別して編集しています。
